子どもが風邪で熱を出したとき、日中はそんなに高い熱ではないけれど、夜中になって、どんどん、熱が上がって、あたふたしたことはありませんか?
そんなときには、お豆腐湿布がおすすめです!
我が家でも、先日、次女が風邪をひき、日中は、37.5度だったのが、夜中に、39.0度まで熱があがってしまうことがありました。
小さな子どもの場合は、別記事(➜ 子どもの急な発熱にはキャベツ枕!)でご紹介した、キャベツ枕がおすすめなのですが、この日は、あいにく、頭を覆うほどの大きめのキャベツが、家にありませんでした。
次女は、「あつ~い、あつ~い 」と言って、なかなか、眠ることができませんでしたので、急遽、冷蔵庫にあった、お豆腐を使って、お豆腐湿布を作ることにしました。
いい機会でしたので、皆さまに、お豆腐湿布の作り方をご紹介します。
Contents
用意するもの
用意するものは、次の3つです。
お豆腐・・・約50g
こちらの分量は、小さな子ども用です。分量を増やせば、大人の方でも使うことができます。
作り方
手順① ボールに、お豆腐を入れる。

ちなみに、お豆腐湿布を作りたい場合は、急いでいるときが多いかと思います。そんなとき、いちいち、計りをだして、作るのは面倒なので、私の場合は、目分量でやってしまいます。
例えば、写真にあるような、小分けされた正方形のお豆腐でしたら、半分より少し、少なめくらいがちょうどいい分量になります。

なお、お豆腐湿布には、“木綿豆腐”を使うといいのですが、我が家では、絹豆腐しかなかったので、その日は、絹豆腐を使いました。
手順② 小麦粉を加える。


お豆腐湿布を作るとき、お豆腐は水切りするのがいいのですが、「子どもが苦しんでいる夜中に、水切りなんてやってられないよ~
このくらいのお豆腐の分量でしたら、大きめのスプーンに、山盛り1杯の小麦粉を入れると、ちょうどいい固さの湿布になりますよ。
手順③ 粉がなくなるまで、よく混ぜる。


手順④ ガーゼを適当な大きさに切る。

手順⑤ ガーゼの中央に、よく混ぜたお豆腐を置く。

厚みが出るように、ぷっくり置いていきます。

手順⑥ ガーゼを折っていく。
ガーゼの上を折ります。

ガーゼの下を折ります。

ガーゼの両端を折ります。

お豆腐湿布の完成です!
使い方
使い方は、とっても簡単です。こちら側の面を、子どものおでこに置くだけです。

ちなみに、頭の下には、冷蔵庫に残っていた、小さめのキャベツが数枚、置かれている状態です。
小さな子どもの場合、寝ながらコロコロ動き回るので、お豆腐湿布がズレまくる、そして、ズレたお豆腐湿布を自分で元に戻せないというのが、ちょっと、困りものです
その後、無事に寝てくれた次女は、次の日の朝、37.5度まで熱が下がり、そのまま、上がることなく、回復していきました。
その後・・・
次女が回復した同じ日に、今度は、三女が、風邪をひいてしまいました。どうやら、次女の風邪をもらってしまったもようです
昼間の時点で、38.0度ありました。
体の仕組みを考えると、交感神経優位の状態から、副交感神経優位の状態へ変わっていく、夕方から夜にかけて、熱は上がる傾向にあります。
三女の様子から、夜に向けて、熱が上がりそうだと思った私は、お薬ではなく、キャベツを買いに、スーパーへ走りました(笑)
体さんがしっかり働いてくれたため、三女の熱は、どんどん上がっていき、39.3度までになりました。冷たかった手足しが温かくなり、体全体が熱くなったので、キャベツ枕を開始します。
三女は、高温の熱が出ていたため、お豆腐湿布でもよかったのですが、お豆腐湿布は、キャベツ枕より、効き目が強いので、なんとなく、赤ちゃんには、キャベツ枕の方がいいかなと思い、キャベツ枕をすることにしました。キャベツ枕は、即効性はありませんが、力強い効果があります。
なお、キャベツ枕については、こちらの記事をご覧ください。
➜ 子どもの急な発熱にはキャベツ枕!
こちらは、キャベツ枕をしているときの三女になります。

寝返りする元気も、泣く元気もありませんでしたが、写真を撮るために近付いた私に気がつき、「ママがきたぁ~
こちらは、夜中、寝ているときの三女です。

見づらい写真でごめんなさい。分かりづらいかもしれませんが、頭の下には、キャベツが置いてあります。ちなみに、夕方から朝までの間に、3回ほど、キャベツを取り替えました。
キャベツ枕と、三女の自然治癒力のおかげで、翌朝には、37.2度まで、熱が下がりました。その後、熱は上がっていません。
現在は、体の中での闘いが終わり、そのゴミを出すために、咳や黄色い鼻水が出ているところです。完全に回復するまでは、もうちょっとの辛抱です。よくがんばりました
なお、アレルギー持ちのお子さんの場合、アレルギー反応がでる場合がありますので、注意が必要です。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
➜ ちょっと待った!!お豆腐湿布をするその前に