娘の乳児湿疹・アトピーはこうして完治しました

乳児湿疹やアトピーに対して、「ステロイドはできるだけ使わずになおしたい。でも、一体、何をどうすればいいの?どうやったら、なおるの?」そのような疑問を、お持ちではありませんか?

私の娘は、ステロイドを1度も使うことなく、乳児湿疹・アトピーを、完治することができました。娘が、乳児湿疹・アトピー性皮膚炎を発症してから完治するまでの経過については、こちらの記事にまとめてあります。
 娘の乳児湿疹・アトピー:発症から完治まで(写真画像あり)

娘の症状が完治するまでに、私がやったことは、自然治癒力を高めるために生活環境を改善することでした。

このページでは、私が実際に行っていた生活環境の見直しや、症状にあわせたケアの方法について、お話します。

「自然治癒力でなおしたいけど、何をどうすればいいのかわからない…」とお困りの方には、何かの参考になるかもしれません。

 

ほっぺたが痒くなり始めた時期

娘が、ほっぺたを痒がるようになったのは、6月(生後4ヶ月)頃からでした。こちらの写真をみてみると、ほっぺたとおでこに、ひっかき傷ができています。伸びた爪で、痒いところを掻いたために、できてしまったものです。また、デコルテ部分も、少し赤くなっています。

6月②

今、思い返すと、何か気に入らないことがあったり、暑かったりすると、ほっぺたを掻くようになっていた気がします。

この頃は、「ほっぺたが痒いのね。どうしたのかな。」くらいにしか、受け止めていませんでした。ですから、何も対処することなく、毎日を過ごしていました。

もし、今の私が、当時の私に、アドバイスをするとすれば、「爪は、毎日、爪ヤスリで削ってあげて、なるべく、肌をかき壊さないようにしてあげてね。」と、伝えるでしょう。これについては、別記事(➜ 湿疹で痒がる娘の手からミトンをはずした結果…)で、詳しくお話しますね。

 

湿疹が発症して悪化した時期

7月(生後5ヶ月)に入った、ある日のことでした。クーラーを入れるほどではないけれど、少し蒸し暑ったことを覚えています。

出先から帰ってきて、バタバタ後片づけをしていると、娘が泣き始めました。すぐに行ってあげればよかったのですが、「ちょっと待ってね。」と、急いで片づけてから、娘のところに行ってみると、ほっぺた、手、シーツが、血だらけになっていました。

蒸し暑かったのに加えて、泣いたことでさらに暑くなり、また、呼んでるのに来てくれないことに、腹を立てたのか、めちゃくちゃに掻きむしってしまったようです。しばらくして、出血は止まったのですが、浸出液はずっと出続けて、なかなか止まりませんでした。

その日から、掻いては血や浸出液が出るということを繰り返すようになりました。こちらが、その頃の写真です。

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7月③

私の過去の体験(➜ 産後湿疹?成人アトピー?かゆみに悩まされた6ヶ月間)から、「病院に行っても、ステロイドを処方されるだろう…」ということがわかっていたため、病院には連れていきませんでした。なぜなら、娘にはステロイドを使いたくないと考えていたからです。できるだけ自然療法で治したい、きっと治る、治してみせるという思いが強かったです。

そこで、私が、まず取り組んだことは、娘を取り巻く、生活環境の改善でした。娘の肌に触れるものを、できるだけ見直すことにしたのです。

肌は、大切な排泄器官の1つです。つまり、体にとって不要なもの、いらないものは、肌からも出ていくということです。その肌に、湿疹や炎症があるということは、体は、たくさんのいらないものを抱えているということなのです。

体としては、いらないものを排出しているときなので、これ以上、不要なものは、欲しくない状態にあります。ですから、体にとって不要なものに関しては、過敏に反応して拒絶します。つまり、湿疹や炎症が、さらにひどくなるということです。

この過敏に反応して拒絶するものの1つに、化学合成物質があげられます。我が家では、まず、この化学合成物質を、娘の生活環境からできるだけ取り除くことにしました。

具体的に行った対処法としては、次のとおりです。

 娘の髪の毛や体を洗う石けんを変える
 洗濯用の洗剤を変える
 洋服とシーツは、天然繊維に変える

 

それぞれの詳細については、別記事にまとめました。よろしかったら、ご覧ください。
 乳児湿疹・アトピーにはこんな石けんがおすすめです
 洋服を洗うなら肌にやさしい洗濯用石けんがおすすめです
 その洋服は何から作られているのか、ご存知ですか?

娘の排出スピードは、すさまじく、娘の肌が、どんどん、悪化していくのをみながら、私も、心が折れそうになっていたことを覚えています。

7月①

娘を取り巻く生活環境の改善と共に、次の対処法にも取り組みました。

 ミトンをつける
 浴槽のお湯にお茶を入れて、お茶風呂にする
 フローラルウォーターやお茶を使ったパッティングを行う

 

それぞれの詳細については、別記事にまとめました。よろしかったら、ご覧ください。
➜  湿疹で痒がる娘の手からミトンをはずした結果…
 乳児湿疹・アトピーにおすすめ!お風呂の塩素を除去する方法
 乳児湿疹・アトピー肌必見!保湿剤の選び方

 

症状が一進一退する時期

8月(生後6ヶ月)頃は、症状が治まっては、すぐ掻き壊して血だらけになる、ということを、毎日、繰り返していました。ひどく傷付いてしまった肌も、すぐに再生が始まるため、赤ちゃんの自然治癒力の高さというものを実感しました。

8月⑧

8月②

8月④下の写真は、掻き壊したあとにできる、かさぶたが、剥がれ始めているところです。親心としては、かさぶたの下にある皮膚が強くなってきて、かさぶたが自然に剥がれるのを待ちたいところです。しかし、やはり痒いのでしょう。せっかくできたかさぶたも、気がつけば、ミトンやシーツに擦りつけ、すべて剥がれ落ちて血だらけになるということが、何回もありました。

8月③

また、この頃、足首にも、湿疹がみられるようになりました。

8月⑦

8月⑥

10月(生後8ヶ月)になると、今度は、腕の湿疹が悪化しました。患部は赤く腫れ上がり、じゅくじゅくしており、浸出液が出続けていました。

10月③

私は、できるだけ、自然療法で治したかったため、メディカルアロマを使って軟膏を手作りしようか、それとも、市販のカレンデュラクリーム(カレンデュラは、パックリ開いた傷口を閉じる作用が得意なハーブです)を買ってきて試そうか、いろいろ考えました。

しかし、湿疹の範囲は、日に日に広がっていき、状態も悪化してきたため、夫婦で話し合い、腕には、お薬を使うことにしました。そこで、病院から、ステロイドではなく、亜鉛華軟膏をもらってきました。

なお、お薬を使うことを選んだ理由としては、次の5つが挙げられます。

 患部の状態によって、軟膏が向いている場合と、クリームが向いている場合とがあり、迷ってしまったこと。
 赤ちゃんに精油を使ってよいものかどうか、判断できなかったこと。
 精油やハーブにアレルギー反応を示して、状態がさらに悪化しないか心配したこと。
 悪化するスピードが速すぎて、迷っている時間や、材料を揃える時間がないと判断したこと。
 手作り軟膏や市販のクリームを試すことについて、主人が難色を示したこと。

 

病院からもらってきた亜鉛華軟膏は、あくまで、一時的な症状の改善という位置づけに過ぎません。このお薬は、乳児湿疹・アトピー性皮膚炎の完治を目指すものではなく、じゅくじゅくした傷口を、とりあえず閉じましょうというお薬です。先程、お話したカレンデュラも、同じことがいえます。

視点を変えてみると、体がいらないものを出したがっているのに、その出口を塞ぐことになるわけです。そして、お薬を使うことは、のちのち出ていくものを増やすことになりますから、私としては、苦渋の決断でした。

ちなみに、この腕の湿疹は、よく動かす場所にあったため、軟膏を塗るときに、少々、手こずりました。いろいろ試してみて、なんとか上手くいく方法がありましたので、別記事( 赤ちゃんに軟膏を塗るときのコツ)でご紹介します。

11月(生後9ヶ月)になると、あごと、左ほっぺたの湿疹が悪化しました。あごは、よくシーツに擦りつけて掻いていたので、シーツは、毎日、血だらけでした。

11月③

この頃から、手にミトンをすることをやめました。ミトンについては、いろいろ、考えさせられることがあったためです。ミトンを外す変わりに、毎日、爪ヤスリで爪を短くしてあげることが、日課となりました。それについては、こちらの記事をどうぞ。
 湿疹で痒がる娘の手からミトンをはずした結果…

11月②

 

湿疹が落ち着いてきた時期

12月(生後10ヶ月)を過ぎると、症状は、どんどん落ち着いていきました。

12月③

この頃、足のふくらはぎ部分にも、湿疹が出てきましたが、これ以上、悪化することはありませんでした。

1月②

こちらは、母乳が終わって、ご飯もしっかり、食べれるようになってきた頃の写真です。まだ、湿疹が残っていたため、爪ヤスリで爪を短くしてあげることは、毎日、続けていました。

4月①

4月②

離乳食が始まると、今度は、娘の食事にも気を配ることにしました。肌に触れるものが大事であるように、体に入れるものも、とても大切であるからです。興味のある方は、ご覧ください。
 自然派・健康志向のあなたに!知っておきたい調味料の選び方
 玄米が苦手なあなたにもおいしく食べられる分づき米

こちらは、翌年の7月(生後17ヶ月)に撮った写真です。娘の湿疹が発症、悪化してから、1年が経ちました。湿疹も、随分、落ち着いてきました。

15.7月②

そして、ついに、娘の湿疹に、終わりがきました。こちらは、翌年の12月(生後22ヶ月)に撮った写真です。両方のほっぺた、あご、デコルテ、腕、足、湿疹が発症した部位は、すべてきれいな肌になりました。

完治②

 

さいごに

湿疹がすべて治ってからも、娘を取り巻く生活環境については、できる範囲で、気を使っています。

あれから、また、梅雨がきて、夏がきました。そういう時期は、体からの分泌物が増し、さらに、気圧と湿度が後押しするため、湿疹や炎症がでやすくなります。もしかしたら、また症状が出てくるかなと、少し心配していましたが、娘に、主な症状は出ませんでした。もう2、3年、様子をみてみますが、おそらく、完治したといえるのではないかと考えています。

(追記:現在、娘は4歳半です。あれから、一度も症状はでていません。お薬や特別な保湿剤なども一切、つけることなく、ぷるぷるなお肌をしています。生活環境については、引き続き、気を使っています。)

自然治癒力を信じて、湿疹と向き合うことは、本当に大変なことです。心がくじける日も、たくさんあることでしょう。

どうか、1つでも多くの対処法を知ってください。このサイトだけでなく、いろいろなところから、情報を集めてみてください。そして、あなたが、ピンとくるもの、良さそうだな、これならできそう、続けられそう、と思うものがありましたら、柔軟な気持ちで、いろいろ、試されていくことをおすすめします。

あなたのお子さんの自然治癒力をサポートしてくれる対処法が、1つでも多く、みつかりますように。。

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