乳児湿疹・アトピーにおすすめ!お風呂の塩素を除去する方法

乳児湿疹やアトピー性皮膚炎を発症している場合、お風呂で使う水道水に含まれている塩素が気になったりしませんか?

水道局によると、「水道水中には、衛生面から消毒用として塩素を入れている。」とあります。

私たちが、水道水を安心して飲めるのは、塩素が含まれているおかげなのですが、この塩素が、乳児湿疹・アトピー性皮膚炎を発症している肌にとっては、あまり良いものではありません。

それでは、どうしたら、塩素の影響をあまり受けずに、お風呂に入れるのでしょうか?

お風呂の塩素を除去する方法は、いくつもありますが、私がおすすめするのは、お茶を使った、お茶風呂になります。

このページでは、お茶風呂が、湿疹や炎症のある肌に、どのようにいいのかについて、お話します。

塩素は除去できるの?

水道水に含まれている塩素が除去できれば、乳児湿疹・アトピー性皮膚炎のお子さんも、安心して、お風呂に入ることができますよね。

それでは、どうすれば塩素は除去できるのでしょうか?水道水の塩素を除去する方法としては、次のようなやり方があります。

■ 浄水器を使う:フィルターの仕組みによって、塩素が取り除かれる。

■ 沸騰させる:水道水を沸騰させると、塩素は分解され揮散する。

■ レモンを絞る:レモンに含まれるビタミンCには還元作用があるため、塩素と反応して分解する。

■ お茶をとおす:お茶に含まれているカテキンに還元作用があるため、塩素と反応して分解する。

■ 活性炭をとおす:活性炭の表面には小さな隙間が空いていて、そこに、塩素が取り込まれる。

■ 汲み置きして日光にあてる:日光の紫外線によって、塩素が分解され揮散する。

お風呂では、大量の水道水を使いますので、現実的に考えると、レモン、お茶、活性炭を使うやり方が、適しているかもしれません。毎日のことなので、あなたにとって、無理のないやり方を、選ばれるといいです。

なお、ビタミンCについては、レモンでなくても、ビタミンCが含まれているものであれば、代用が可能です。お手軽な方法としては、薬局に売られている、ビタミンC(アルコルビン酸)粉末を買ってきて、それを入れても、塩素の除去は可能です。

我が家の場合は、化学合成されたビタミンCを使うよりも、やはり、自然のものでいきたかったため、お茶を使うことにしました。なぜなら、お茶には、塩素を除去してくれる、ビタミンCも、カテキンも、豊富に含まれているからです。しかも、赤ちゃんにも安心して使うことができます。

お茶に含まれるビタミンC

お茶には、たくさんのビタミンCが含まれていることをご存じですか?

代表的なお茶を、いくつか見てみましょう。次の値は、100gあたりに、どのくらいのビタミンCが含まれているのかを表したものです。

■ 玉露茶:19mg
■ 抹茶:60mg
■ 煎茶:6mg
■ 釜炒り茶:4mg
■ 番茶:3mg
■ 玄米茶:1mg
■ ウーロン茶:0mg
■ 紅茶:0mg

例えば、やかんで、2リットルのお茶を作って、お風呂に入れるとします。その場合、浴槽に入るビタミンCの量は、玉露茶が380mg、抹茶が1200mg、煎茶が120mg、釜炒り茶が80g、番茶が60g、玄米茶が20mgということになります。

レモン1個を絞った場合、そこに含まれるビタミンCの量は20mgです。

つまり、ウーロン茶と紅茶以外のお茶であれば、どのお茶を使っても、レモンの変わりになるということです。しかも、お茶には、カテキンが含まれていますので、塩素を除去する力も、その分、増えるため、おすすめです。

お茶に含まれるカテキン

カテキンとは、お茶特有の苦味や渋味のもとになる物質です。カテキンは、ビタミンCの分解を防ぐ作用があります。熱いお湯でお茶を入れても、ビタミンCが壊れずに含まれたままなのは、カテキンのおかげなのです。

お茶は、摘み採った順番に、「一番茶」、「二番茶」、「三番茶」と呼び方が変わります。「一番茶」のことを、「新茶」と呼ぶこともあります。

「一番茶」は、その年の最初に、新芽を摘み採って、作られたお茶のことをいいます。それから、1ヶ月以上あけて摘み採られたものが「二番茶」、さらに、1ヶ月以上あけて摘み採られたものが「三番茶」となります。

カテキンは、太陽の日差しをたっぷり浴びて、光合成をすればする程、豊富に作られます。つまり、カテキンの多さでいうと、「三番茶」が、1番多いということになります。お茶の種類でいうと、玉露茶や煎茶のような早摘みのお茶よりも、番茶のような遅摘みのお茶の方が、カテキンが多いです。

カテキンには、水道水の塩素を除去してくれる他にも、さまざまな作用があります。その中でも、湿疹や炎症のある肌にとって嬉しいのが、抗菌・殺菌作用になります。

湿疹が悪化して、肌を掻き壊し、血や浸出液でじゅくじゅくした肌は、黄色ブドウ球菌などが増殖しやすい環境にあります。カテキンは、黄色ブドウ球菌にも、有効性があるので、じゅくじゅくした肌の抗菌・殺菌のためにも、お茶風呂はおすすめです。

おすすめのお茶は?

「三年番茶」というお茶を聞いたことは、ありますか?参考までに、我が家では、浴槽の塩素を除去するために、三年番茶を使っていました。というのも、我が家では、大人も子供も、毎日、三年番茶を飲んでいたからです。

三年番茶とは、摘み採った茶葉や茎を、三年間、熟成させて作られたお茶です。三年間、寝かせることによって、カフェインやタンニンが抜けるため、刺激が少なく、とてもやさしいお茶になります。ですから、赤ちゃんにも、安心して飲ませることができます。

三年番茶は、マクロビオティックを知っている方には、有名なお茶となります。

マクロビオティックには、「陰陽調和」という考え方があります。食べ物や飲み物には、陰性の(体を冷やす)ものと、陽性の(体を温める)ものがあり、両方が補い合い、つり合ってバランスがとれている状態が好ましいという考え方です。

マクロビオティックでいうと、1つの植物でも、葉は陰性となり、根は陽性となります。例えば、玉露茶や煎茶は、若葉のみ使うため、陰性となり、体を冷やす飲み物とされています。一方、三年番茶は、成長した葉や茎を使うため、陰性と陽性の真ん中、つまり、バランスのとれた、偏りのない中庸の飲み物とされています。

こちらは、我が家のみんなが、好んで飲んでいる三年番茶です。

三年番茶①

三年番茶については、これまでに、いろいろなものを試して飲んできましたが、こちらの三年番茶は、お茶の侵出具合もよく、また、味もとてもおいしいため、我が家のお気に入りのお茶となっています。娘の口に入れても、湿疹や炎症がある肌に触れても安心な、有機栽培の三年番茶です。

我が家では、このように、三年番茶をお茶パックに入れて、やかんで煮出して、お茶を作っています。

三年番茶②

やかん、いっぱいに煮出したお茶を、入浴の前に、すべて浴槽に入れて使います。

娘の湿疹が悪化していた時期は、わざわざ、浴槽用に煮出したものを使っていました。娘の湿疹が落ち着いてきた時期には、飲む用として1度、煮出したものを、2~3個まとめて、再度、浴槽用として、やかんで煮出して使っていました。

なお、使用後の浴槽は、茶色くなります。その場合は、合成洗剤ではなく、浴槽用石けんを使って、洗ってください。浴槽用石けんについては、こちらでも触れています。

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こちらは、我が家で使っている浴槽用石けんです。お茶風呂のあとの、茶色い浴槽汚れも、1度で、とてもきれいに落ちるため、おすすめです。

お風呂洗い石けん①

ご紹介した浴槽用石けんは、今のところ、アマゾンと楽天で、取り扱いがあるようです。もし、購入を希望される方がいらっしゃいましたら、参考にしてみてくださいね。

まとめ

■ 水道水の塩素を除去する方法としては、浄水器を使う、沸騰させる、レモンを絞る、お茶をとおす、活性炭をとおす、汲み置きして日光にあてる、などのやり方がある。

■ お茶には、水道水の塩素を除去するためのビタミンCやカテキンが、豊富に含まれている。

■ 乳児湿疹・アトピー性皮膚炎を発症している肌には、水道水の塩素除去に加えて、抗菌・殺菌作用があるお茶風呂がおすすめである。

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