ちょっと待って!生はちみつを選ぶその前に!

生はちみつが、体にいいと聞いたので、買おうと思って調べてみたら、種類が多すぎて、困ってしまったこと、ありませんか?

「どのブランドのものがいいのだろう?」
「どのお花のものがいいのだろう?」
「何が違うの?どれを選んだらいいの?」

たくさんの疑問が、一気に押し寄せてくるかもしれません。

生はちみつは、作られた国、お花の種類などによって、味も香りも質感も効能も、まったく違ってきます。

もちろん、自分の好みで選んでいいのですが、それよりもまず、気をつけてほしい点があります。生はちみつに含まれる大切な栄養を最大限に摂取するために、選ぶポイントというものがあるのです。

このページでは、生はちみつを選ぶ前に、知っておくとよいことについて、お話していきます。

1歳未満の子どもには、食べさせない!

生はちみつのお話をする前に、とてもとても大切なことを、まずは、お伝えします。なぜなら、これを知らないために、尊い命が失われることがあるためです。先日も、悲しいニュースになって、流れていました。ですから、まずは、このことを知っておいてください。

それは、生はちみつは、1歳未満の子どもには、絶対に食べさせてはいけない!ということです。

これ、とっても大事なことなんです。なぜなら、乳児ボツリヌス症を発症させてしまうことがあるからです。

自然界には、ボツリヌス菌という細菌が、あちこちに存在しています。特別な処理をされていない、生はちみつには、ごくまれに、この菌が入り込んでいることがあるのです。

1歳以上になれば、この菌が腸内で、繁殖することはありませんが、腸内細菌の少ない、1歳未満の子どもでは、この菌が腸内に入って繁殖してしまうことがあるのです。それによって、乳児ボツリヌス症を発症させ、尊い命が失われてしまう場合があります。

ですから、生はちみつは、子どもが少し、大きくなってから、あげるようにしてください。

生はちみつを選ぶなら、ガラス瓶がおすすめ!

生はちみつが入っている容器は、注意すべき、大切なポイントの1つです。

生はちみつの容器には、「プラスチック」のものと、「ガラス瓶」のものとがあります。おすすめは、「ガラス瓶」の方になります。なぜなら、容器内の生はちみつの汚染度や、栄養状態が変わってくるためです。

プラスチックの原料は、ビスフェノールAという物質になります。この物質は、容器の中に入っている飲食物に、溶けだすことがあるのです。つまり、容器内の飲食物が、化学物質によって、汚染されてしまうということです。また、溶けだした物質との化学反応によって、はちみつの大切な栄養成分が変化してしまうこともあります。

せっかく体にいいと思って食べているのに、実は体に有害なものも一緒に食べていた げっそり (顔) なんて、いやですよね。できるだけ、リスクは避けたいものです。

ちなみに、ガラス瓶ではないけれど、プラスチックの代替品を容器に使用しているお店もあります。

危険・警告 (!) ポイント 危険・警告 (!)
生はちみつを、通販で購入する場合、パソコン上の写真を見ただけでは、ガラス瓶なのか、プラスチックのものなのか、わからないときってありますよね。サイトによっては、容器の総重量が表示されている場合がありますので、チェックするといいですよ。他のものと比べて、極端に軽いはちみつの場合は、ガラス瓶ではないことが多いです。

生はちみつを選ぶなら、オーガニックがおすすめ!

オーガニックをおすすめする理由は、ただ1つ。先程と同様に、できるだけ体への有害な物質の侵入を避けるためです。

生はちみつが、たくさん生産されている国では、各国、厳しいオーガニック規定を設けています。例えば、EUオーガニック規定を、大まかに見てみると、以下のようなことが書かれています。

メモ 蜂が蜜をとりにいくお花は、化学物質、汚染物質が全く検出されない、土地に育った自然のお花であること。
メモ はちみつを作ってくれる蜂に、合成物質、化学物質は、一切使わないこと。
メモ はちみつを瓶に詰めるまでの全ての工程で、EUオーガニック規定が定めたルールを守ること。

なぜ、このような厳しいルールが決められているのでしょうか?

それは、このルールにあてはまらない、はちみつが、実際に、出回っていることを意味しています。どういうことかというと…

・ 蜂が蜜をとりにいくお花が、化学物質や汚染物質まみれのお花である。
・ はちみつを作ってくれる蜂に、合成物質や化学物質を使っている。
・ 養蜂家さんの作業場で、合成物質や化学物質が使われている。

つまり、オーガニックの生はちみつは、自然に生息している蜂が、自然に育ったお花から作ったものであるということを意味しています。別のいい方をすると、巣箱から採取したはちみつを、できるだけ、そのままの状態で、瓶に詰めたものであるということです。

それに対して、オーガニックではない生はちみつは、化学物質で管理された蜂が、化学物質で管理されたお花から作っている場合があります。また、巣箱から採取したはちみつに、人工的に手を加えている場合もあります(ただし、やむ終えない事情から、苦渋の決断をして、必要最低限の化学物質を使っている養蜂家さんもいらっしゃいます)。

ちなみに、私の場合は、生はちみつをフェイスパックにも使っていますので、生はちみつを購入するときは、オーガニックにこだわっています。なぜなら、こちらの記事(soon 産後湿疹?成人アトピー?かゆみに悩まされた6ヶ月間)でもお伝えしているように、私の肌は、化学物質過敏症ですので、できるだけ、リスクは避けたいという思いがあるからです。

肌トラブルでお困りの方、体に有害なものの摂取はできるだけ避けたいと考えている方には、オーガニックの生はちみつがおすすめです!

オーガニックのマーク

オーガニックであることを示すマークは、各国で、異なります。以下に、各国の有機認定マークを、いくつか載せておきますので、オーガニックの生はちみつを選ぶときの参考にしてみてください。

EU(欧州連合)の有機認定マーク

フランスの有機認定マーク

ニュージーランドの有機認定マーク

アメリカの有機認定マーク

危険・警告 (!) 注意 危険・警告 (!)
日本のはちみつは、有機JASマークの認定対象外になっています。ですから、日本のはちみつは、どんなに素晴らしいものでも、オーガニックと表記することができません。日本のはちみつを選ぶときは、それぞれの会社やホームページに載っている生産工程をよく読んで、購入されることをおすすめします。

生はちみつを選ぶなら、空輸便がおすすめ!

海外の生はちみつを買う場合、その輸送方法は、気にすべき、大切なポイントの1つになります。

海外から日本へ、はちみつを輸送する方法としては、2通りの方法があります。「空輸便」か、「船便」かのどちらかになります。

おすすめは、「空輸便」になります。なぜなら、生はちみつの栄養状態が、現地のものと、ほとんど変わらないからです。

どういうことかというと、生はちみつが、たくさん生産されている国から、日本へ船で輸送される場合、そのほとんどが、赤道を通らなければなりません。暑い太陽の日ざしが、長時間ふりそそぐと、船のコンテナの中はかなりの高温になります。もちろん、はちみつも高温になってしまいます。

こちらの記事(soon 健康と美容には生はちみつ!普通のはちみつを、どう違う?)でもお話したように、生はちみつは、熱が加われば加わるほど、大切な栄養が失われていきます。つまり、現地では、栄養豊富な生はちみつであったのに、船に揺られて日本へ到着する頃には、その栄養が失われてしまっていることになるのです。もはや、生はちみつではなくなっている げっそり (顔) ありゃりゃ。

ですから、海外の生はちみつを買う場合は、「空輸便」がおすすめです!

危険・警告 (!) ポイント 危険・警告 (!)
日本の業者さんから、海外の生はちみつを買う場合は、その業者さんのサイトをチェックしてみることをおすすめします。輸送費は、船便の方が安いので、船便で仕入れる業者さんは、たくさんいます。業者さんによっては、船便であったとしても、はちみつが高温にならないよう、きちんと温度管理をしながら輸送しているところもあります。そういう業者さんは、きちんとサイトに、それが明記されているはずですので、ぜひ、チェックしてみてください。

同じ花のはちみつでも、国が違えば味が変わる!

生はちみつは、お花の種類によって、味、香り、質感、栄養が、全く異なります。また、同じ種類のお花だとしても、そのお花が咲いている、国や地域が異なれば、これまた、風味は全く違うものになります。

例えば…
クローバー  ニュージーランドで咲いているラベンダーのお花から作られたもの。
クローバー イタリアで咲いているラベンダーのお花から作られたもの。
クローバー 日本で咲いているラベンダーのお花から作られたもの。

これらのはちみつは、すべて、「ラベンダーはちみつ」というラベルで売られています。同じ「ラベンダーはちみつ」ではありますが、食べ比べてみると、味、香り、質感の全てが、驚くほど違います。

ですから、「ラベンダーはちみつって、おいしくない もうやだ〜 (悲しい顔) もう、ラベンダーはちみつは、買うのやめとこう。」とは決めつけないで、他の国のラベンダーはちみつも試してみるといいですよ!

「単花蜜」、「百花蜜」、「甘露蜜」の違いは?

生はちみつを大きく分類すると、「単花蜜」、「百花蜜」、「甘露蜜」の3つに分かけることができます。それぞれ、簡単に説明していきますね。

単花蜜

単花蜜とは、1種類のお花の蜜からできた、はちみつのことをいいます。

「アカシアはちみつ」ですとか、「オレンジはちみつ」ですとか、「栗はちみつ」などなど、特定のお花の名前がついています。

百花蜜

百花蜜とは、いろいろな種類のお花の蜜からできた、はちみつのことをいいます。

「ワイルドフラワー」ですとか、「ワイルドハニー」などという名前がついています。

また、百花蜜の作り方については、次の2通りの方法があります。

① 蜂が、いろいろなお花の蜜をとってきて作る、自然にブレンドされた、はちみつ。
② 異なる種類の単花蜜同士を混ぜて作る、人工的にブレンドされた、はちみつ。

甘露蜜

甘露蜜とは、お花の蜜ではなく、樹液から作られた、はちみつのことをいいます。

正確にいうと、甘い樹液を吸った昆虫が、糖の成分だけ樹木に残していったものを、蜂がとってきて、はちみつにしたものになります。

危険・警告 (!) ポイント 危険・警告 (!)
目的のお花の風味や効能を、存分に楽しみたい方には、「単花蜜」のはちみつが、おすすめです!

「定置養蜂」と「転地養蜂」の違いは?

はちみつを作るにあたっては、「定置養蜂」と「転地養蜂」という、2つの方法があります。それぞれ、簡単に説明します。

定置養蜂

定置養蜂とは、同じ場所に巣箱を置いて、はちみつを作ることをいいます。

転地養蜂

転地養蜂とは、お花が咲く時期にあわせて、巣箱ごと、蜂と移動しながら、はちみつを作ることをいいます。

生はちみつを食べるときは、木製スプーンがおすすめ!

最後に、おまけとして、覚えておいてほしいことを載せておきます。

それは、生はちみつを食べるとき、または、容器から取り出すときには、ぜひ、木製のスプーンを使うようにするといいということです。

なぜなら、それ以外のもので取り出すと、生はちみつの効能が低くなってしまうことがあるためです。

生はちみつには、天然の栄養素が、たくさん含まれています。そんな生はちみつに、金属やプラスチックなどの物質が触れてしまうと、その栄養素が変化してしまう場合があるのです。

ですから、生はちみつを食べる前には、ぜひ、木製のスプーンを用意することを、おすすめします!

まとめ

メモ 生はちみつは、1歳未満の子どもには、食べさせない!
メモ 生はちみつが入っている容器は、ガラス瓶がおすすめ。
メモ 生はちみつを購入するなら、オーガニックのものがおすすめ。
メモ 生はちみつの輸送方法は、空輸便がおすすめ。

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